ええ~

 【バグダッド8日共同】イラクのマリキ首相は八日、イスラム教スンニ派武装集団「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いて大規模な無差別テロを繰り返し、香田証生さん=当時(24)=殺害にも関与したヨルダン人、アブムサブ・ザルカウィ容疑者(39)が七日夕、首都バグダッド北方で米軍の空爆により殺害されたと発表した。

 治安悪化の元凶とされるザルカウィ容疑者を殺害、治安閣僚がようやく決まったことは、治安回復を最大課題とする新政府にとり大きな前進。支持率低迷に苦しむブッシュ米政権が「対テロ戦争」の成果を誇示する格好の材料ともなりそうだ。

 ただ宗派対立を背景にしたテロが続発する中、AP通信によると、八日もバグダッドの市場などで少なくとも計十九人が死亡する爆弾テロが発生、早期に治安が改善する見通しは立っていない。

 「アルカイダ組織」を名乗るグループも同日、ザルカウィ容疑者の死亡を認める声明をウェブサイトで発表。ハリルザド駐イラク米大使は同容疑者殺害を「大きな成功」と評価した。

 首相らによると、ザルカウィ容疑者は中部バクバ近郊の民家で、イラク軍と米軍の合同作戦により、女性二人を含む側近七人とともに殺害された。同容疑者は空爆で重傷を負い、その後死亡、遺体はイラク当局に引き渡された。指紋や顔の特徴などから本人と確認された。十日ほど前に地元住民らから同容疑者の所在について情報提供があったという。

 ザルカウィ容疑者率いる組織は二〇〇四年十月、国際テロ組織アルカイダ指導者のウサマ・ビンラディン容疑者に忠誠を誓う声明を発表。その後も米軍やイラク治安部隊、シーア派などへの攻撃を呼び掛けていた。米軍は二千五百万ドル(約二十八億五千万円)の懸賞金付きで行方を追っていた。

 
【埼玉新聞】
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 新イラク・そして現アメリカは本当に法治国家なのか?
1.カザルウィさんがテロリストで、かつ犯行をおかしたという決定的な証拠が提示されていない。
2.仮にカザルウィさんが殺人を犯したテロリストだとしても、それらは当然法廷で立証され、法に基づいて裁かれなければならない。このようなやり方はクリアチャンネルやフォックスTVで言うところの「イスラム原理主義」の方法と何ら変わらない。
3.爆撃できるくらいなら、まずその地域の封鎖+空挺部隊の降下で逮捕することだって可能のはずなのになぜそれをしなかったのか。
4.仮にカザルウィさんが万死に値するテロリストで、かつ緊急に爆撃して殺害しないと逃げられる事態だったとして、周りの者は果たして殺されるに値するほどの罪を犯していたのか(2の観点は置いておいて)
 ざっと考えただけでこれだけ疑問が浮かんできた。この調子で都合の悪い人物を「テロリスト」にして次々と殺すことが可能なのではないか?声明を発表したり、ウェブ上で呼びかけるなんてコトは誰だって何時だってできる。情報機関がでっち上げることなど造作もないだろう。(もちろん裁判も完全ではないが)

 そして、もっと怖いのは、教育学で言うヒドンカリキュラム。「自分さえ納得できる理由さえあれば、暗殺してもよい」ということをこの事件は全世界に広めている。

 日本人を手にかけたかも知れない男だからこそ、その動機や経緯を知りたいと思うのだが。
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by g2005 | 2006-06-10 01:04
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