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こりゃーすごいわ

東京・大阪などの大都市では、言論弾圧が凄くなっている、ということは、例えば森達也氏や斉藤貴男氏の著作で知っていたが、実際にムービーをみて驚いた。私のサイトからなら直リンしても大した負荷はかからないだろうから直リンで。
大阪府警の暴力
筋金入り左翼サイトとして有名な「旗旗」にあった映像である。
管理者のコメントに「こいつら本当に警官か?」とあったが、確かに警官には見えないな…。知性のかけらも見あたらない…。
教員に、10年に一回くらい試験を受けさせろという話が出ているが、警官にも必要だと思う。この人たちは何を守っているんだ?近くで子どもがいたら間違いなく泣くぞ?
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by g2005 | 2005-11-30 03:12

勉強と本の読み方について

この記事は、親記事に書かれたコメント(名前はまだ無いさん)に対するTBです。
コメントにはコメントで書き込めばいいかもしれませんが、長文になってしまったので。コメントを掲示板化したくないというのもあります。



>名前はまだ無いさん

歴史に意味を求めるとするなら(そもそも歴史自体は無意味で。そこにどう意味を与えるかということが問題なのですが)、私は「同じ過ちを繰り返さない」という一点に尽きると思います。
そこで、「戦前との類似性が指摘されるなら、戦前どのように国民が動員されていったかをミニマムなレベルで明らかにする必要があると思われます」と言ったのですが、これに関して名前はまだないさんは、標語のもたらした効果について強調されています。
確かに、プロパガンダの世界では「ワンフレーズ」による「刷り込み」は常道ですし、先の衆院選を見ても(笑)その効果はあきらかでしょう。大きくは間違っていないはずです。
しかし、それを言うなら、標語の導入前と導入後の意識調査比較や、体験者の聞き取りなどを通じた実証的な研究が必要となるはずです。私の欲するモノはまさにそこです。蓋然性で歴史を決めることができるのならば歴史学者は必要ないと思われます。 




>本を読むのであれば、答え合わせのつもりで読むといいと思います。 本が間違っている場合も多いと思いますよ!

名前はまだ無いさんは「ともすれば自分の気に入る答えのみを拾い集めてしまう危険」を指摘されています。そのとおりですが、「答え合わせのつもりで読む」事は、「自分の気に入る答えのみを拾い集めて読む」と同じことだと私は思います。世の中の文筆家の中でもくだらない部類に入る人(なぜか「高名な」人が多いのは気のせいか?)は、自分の主張がまずあって、それを補強するために材料をあつめる、ということをよくやりますが、それは勉強ではないと私は思います。(では勉強とは何かと言われると答えに窮するのですが)「答え合わせ」も同じように感じました。
 とはいえ、名前はまだ無いさんの言われるように、自分で考えることは大事で、例えば県立図書館で新聞のマイクロフィルムを閲覧したりしましたが(2年くらい前ですが)、翼賛記事ばかりでどうにもなりません。鋭い歴史学者は、そうした記事の中から住民意識を掘り起こすのでしょうが、私は歴史学者ではないので、その力はありません(時間もないし)。だから本を探しているのです。高橋哲哉氏の「靖国問題」における、婦人公論(主婦の友だっけ?)の引用はその意味で参考になりましたが、あれだけでは「いかにして普通の母が靖国の母になったか」は分かっても、「いかにして地方の住民が挙国一致体勢に組み込まれていったか」の十分条件にはならないと思われました。
問題意識をとぎすます為には思考が重要ですが、実証的研究に関して他人の研究成果から学ぶことは、時間の節約という観点からしても重要と思います。

 最後に、理系も文系もやることは一緒です。例えば物理学で物理法則の探求を行うのに対し、歴史学では歴史法則を探求します。ただ、実験室で再現可能な物理と違い、歴史学では、過去の歴史的事象の中から法則を探し出すため、100%正しい法則を導き出すのは不可能です。せいぜい「こういう条件の時、○○となる可能性が高い」といった蓋然性の問題にとどまります。

 であるならば、理系の実験によるデータ収集は、ちょうど文系の史料(資料)収集(+史料批判)に対応しています。イメージとして文系は「つめこみ」というのがありますが、実験が行えない以上、やむを得ないと思われます。
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by g2005 | 2005-11-13 03:48