約半年のブランクの間、まあ色々考え、思うところもありました。
主張が無くなってしまったわけではありません。結局、どこへ行こうが何をしようが、本質的なことは何も変わらなかった、そのことを理解した半年間でした。 九州にいることはエサもろくに食わせてもらえない犬でした。噛みつく牙はありましたが、噛みついたが最後屠殺処分です。そんな「冥土のみやげ」的な神風アタックはできませんでした。 で、半年前、東京に来てみました。エサは多少良くなりました。でも、やっぱり飼い犬は飼い犬でした。結局俺は奴隷でした。「最強伝説 黒沢」に画かれているように、まさに「社会」の壁は厚すぎます。 それでも俺は歌うでしょう。あきらめないでしょう。あきらめて心まで飼い犬になったほうが、おそらく出世したり給料がよくなったり、楽になったりするでしょう。他人をこき使って自分は楽をする人間になったほうが、TVを見て笑っていた方が楽でしょう。 でも俺は、せめて心だけは人間でいたいのです。 毎日サービス残業を強いる会社よ、俺のことを笑う上司よ、俺のことをキチガイ扱いする同僚よ、ありがとう。 あなた達のおかげで、「敵」の姿を見失わないで済みました。 危うくウマいエサに誤魔化されて、苦しい戦いを続けている人々のことを忘れる所でした。 あななたたちのおかげで、ちょっとした個人的な好待遇という「小さなYES」の愚かさに気付くことができました。俺に必要なのは「小さなイエス」ではなく「大きなYES」でした。 というわけで、今週からまた発信して行きたいと思います。
by g2005
| 2006-09-09 01:25
| 主張
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